東京都リーグニュース
東京プラスは小出が決勝点 八王子に2-1勝利
写真:後半にヘディングでゴールを決める東京プラスのDF小出。
【東京1部 3位決定戦】八王子 1-2 東京プラス
最後の関東大会出場権をかけた熱いバトルを制したのは東京プラス。ここぞという一戦でスピードのある平尾をFWで先発起用した采配がはまった。苦し紛れのクリアでも前線のスペースに蹴れば平尾が追いつきチャンスに変え、相手の最終ラインにプレッシャーをかけた。
先制点は前半ロスタイム。自陣のこぼれ球を拾った平尾がドリブルで持ち上がりカウンター。右サイドから川田の放ったシュートがポストを叩くと、その跳ね返りを小田が蹴り入れた。
だが、65分に八王子にFKから同点ゴールを許すと、その後はどちらに転がるかわからぬ展開。それでも、75分に右サイドでFKを獲得すると、新井が放り込んだボールをDF小出がヘディングで叩き込んで決勝点。2-1で競り勝ち、3年ぶりの関東大会出場権を獲得した。
対する八王子は相手に主導権を許しながらも、諸井や鯉沼を中心に丁寧なパスワークで流れを引き寄せ、前半40分にはカウンターからFW野原が絶好の先制のチャンスを迎えたが、それを決められなかったのが痛かった。
東京都社会人サッカーリーグ1部