写真：最終ラインから指示を出すセルベッサの中田。

【東京1部】Aブロック：CERVEZA 2－0 明治学院

　前節、監督からぶっつけ本番で3－6－1へのシステム変更を告げられた時、選手には驚きとともにワクワク感があったという。しかも、初勝利という結果を残したことでそのワクワク感を自信にも変えた。

　前回同様に、この日も3バックの中央を中田が担い、脇を固めるのは主将の金澤と菅井の強力なCB。中田は「今日の3人は全員がコーチングできるのが強み」。さらに「自分がCBをやるからには今まで簡単にクリアしていたボールをつなぐこと、最終ラインで変化をもたらすこと」と言ったが、まさにこれまでボランチで見せていたゲームコントロールをそのまま最終ラインでも披露し、守備面だけでなく、ビルドアップにも安定感を加えた。

　チームはシステム変更後、2試合連続で2－0の完封勝ち。中田は「僕らが勝ち始めたことで、周りは焦り出したはず。ここからもう一段ギアをあげてやっていきたい」と力強く語った。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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