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南葛 岩本GM「見込み甘かった。来季は1%でも勝つ確率上げていく」

 東京都社会人サッカーリーグ1部の南葛は27日、エリースとの最終戦に1-2で敗れ、今季は勝ち点22の7位という成績でシーズンを終えた。試合後に南葛の岩本ゼネラルマネジャー(GM)は「われわれの見込みが甘かった」と結果を受け止め、来季に向けては「勝てる確率を1%でも上げるようなチームを作っていかなくてはいけない」と話した。岩本GMとの主な一問一答は以下の通り。

岩本義弘GM

南葛SC

南葛SC:岩本義弘GM

──今季は最終順位7位、勝ち点22という結果に終わった。

「あってはいけない結果だと思っている。正直、われわれの見込みが甘かった。去年はそこまで補強もせずに1部昇格初年度で優勝してしまって、今年は新メンバーも合流したリーグ開幕前の東京カップで決勝まで勝ち進み、カテゴリーが2つ上の東京ユナイテッドとPK戦までいき、勝ってもおかしくない試合ができた。ただ、そこでチーム作りの甘さ、油断が出てしまって、それが結局最後まで続いてしまった。リーグ序盤の特に情報もない大学生と戦って、2試合結果が出ず、それで他のチームにも頑張れば勝ち点を取れるんだという印象を与えてしまった」

──選手のレベルに関しては今季優勝できるだけのメンバーを揃えられたと思っているか。

「当然思っている。ただ、去年と違うのは徹底的に研究されてきた。相手のモチベーションも比べものにならないくらい高かった。それと、うちに来た選手たちもこのアマチュアカテゴリー初年度の選手が多かったので、彼らにも戸惑いがあった。結局、戸惑っている間に苦しい順位になってしまい、何とか3位以内を巻き返せるタイミングもあったと思うが、そういったゲームも連続で落としてしまったのが痛かった」

──相手は対南葛ということで、モチベーションを高くして向かってきた。それを外から見ていてどう感じたか。

「相手チームはSNSなどでも『今季で一番大事な試合』くらいに言い切ってくる。それを選手たちが受け身になって、そのまま受けてしまった。途中から修正しようとしたが、なかなか一度狂った歯車はなおらなかった。あとは最終的に11月の関東大会で勝つというのが福西監督の頭の中にあった。その大会で勝てるように、引かれても崩せるようにみたいな形にこだわり過ぎてしまったのは反省点としてある。もう少し相手に応じて戦い方を変えたりすることが出来ればよかった」

──今季は圧倒して優勝するつもりだったと思うが、足りなかったと感じるところは。

「福西監督自身がこのアマチュアというカテゴリーだけでなく、指導者としても初めてのことだったので、そこはシーズンを通していい経験ができたと思う。ただ、監督自身はJ1しか経験したことがないし、どこまでどうしていいのか、このカテゴリーだからこその難しさを感じていたと思う。選手に対してもそれくらいはできるだろうというギャップがあっただろうし、逆に選手もやらなくてはいけない、勝たなくてはいけないというプレッシャーを余分に感じる部分もあったと思う。正直、今日の試合は負けたが、いつもの試合よりも全然いいプレーが出来ていたし、今日くらいのプレーをシーズン通してできていれば上位には食い込めたと思う。やはりプレッシャーにも勝たなければいけないというのが、普段のプレーをできなくさせるという形になっていた。そこも含めてマネジメントだとは思う」

「負けに不思議の負けなしではないが、負けた時にはああしておけば、こうしておけばというポイントはたくさんある。去年の関東大会では連戦を経験して、今年は全体の底上げを目的にしてメンバーを固定せずに戦っていたが、この東京都リーグを勝つことだけでいうと、固定した方が良かったかもしれない。振り返ればたくさんあるが、正直振り返っていても仕方がないし、新シーズンに向けてもう動き出している」

南葛SC

──来季このリーグを勝ち抜いて、関東大会で優勝するために必要なことは。

「社長の高橋先生とも話しているが、負けた時に振り返ってここがダメだったよねということを少しでも減らしていかなければいけない。つまり突き詰めていかなくてはいけない。今季は終わってみると甘かったと感じる部分がすごくあったし、勝負事なので絶対に勝てるということではないが、やはり勝てる確率を1%でも上げるようなチーム編成、環境面も含めてやっていかなくてはいけない。もちろん一喜一憂する部分はあるが、別に1年ダメだからといってやめるわけではないし、われわれはやり続けていかなくてはいけない。今年、トップチームを株式会社にして初年度でいきなりつまずいてしまったが、このつまずきをプラスにするしかない」

──来季についてはこれから色々と決めていくことになるとは思うが、改めて意気込みは。

「選手の質、やるサッカーにおいては間違いなく向上した。正直、今日の1位エリースとの試合も内容では負けていなかったと思うし、今季の選手を軸に足りないポジションを上積みしてやっていくことになる。選手を獲得するときも『当然1年だけではなく、3年後、5年後を見据えているから』という話はしているし、少なくとも3年は今のメンバーをベースにやっていければと思う」

東京都社会人サッカーリーグ1部

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