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東京U、後半暗転 見せつけられた厳しさ

後半、ゴールに向かって仕掛ける途中出場のFW河本。

後半、ゴールに向かって仕掛ける途中出場のFW河本。

◇全社1回戦:東京ユナイテッド 1-2 おこしやす京都

 東京U・福田監督は内容が今一つだった前半を「ある意味ゲームプラン通りで進んでいた」という。前半の東京UはCB岩政を中心に守備ブロックをしっかりと敷き、奪ったボールを相手の裏に放り込んで押し込むというシンプルなサッカー。ただ、そこで思うようにFW永里や佐々木陸が相手DFラインを引っ張れず、2列目の能登や伊藤が前を向いてプレーするためのスペースを拡張できなかった。その影響もあってゲームメーカーの伊藤はボールに絡めず、攻撃は彼を飛び越えていくロングボール1本。もしくは左ハーフの井上を走らせて放り込むクロス止まり。ボールポゼッションの大半は京都に奪われた。それでも22分にCKから岩政がヘッドで一発ゴールをこじ開けたことで、見た目とは逆に狙い通りのゲーム展開に相手をはめかけた。

 おそらく1点リードで迎えた後半は、次第に前掛かりになってスペースを与えてくれる相手にFW河本や佐々木竜太を前線に送り出し、彼らのクオリティーで十分に追加点のチャンスが狙えるという読みがあったはず。だが、「失点が早すぎた」と監督が言う通り、そのゲームプランも手ぬるい守備によって早々にクロスから同点ゴールを奪われ、さらにFK一発での失点であえなく逆転を許し、脆くも崩れていった。同点にされた後には河本、逆転ゴールを許した直後には平尾、さらに佐々木とアタッカー陣を続々と投入し、駆け足で同点ゴールを目指す。

 平尾のエリア内でのボレー。伊藤のスルーパスから佐々木が最終ラインを抜け出しシュート。CKから佐々木のヘッドがポストを叩く。だが、チャンスはそれなりに作りながらも既にガードを固めて逃げ切りを図る相手に1点が遠い。これが普段のリーグ戦同様90分ゲームであったならと思うところはあるが、80分ゲームの短い全社は東京Uにとっては初じめてのこと。この大会やこの先のJFL参入戦を何度も経験している相手に、J1さらには日本代表すら経験しているメンバーがこの大会の勝ち方、厳しさを見せつけられたようなあっさりした逆転負けだった。

 福田監督は「全員がこの大会、このカテゴリーの厳しさを思い知らされたと思う。この敗戦を受け入れていかなくては成長はない」。今季J1経験選手など圧倒的なメンバーを補強してJFL昇格を目指した東京Uだが、リーグ戦は3位、全社は初戦敗退と、JFL参入戦にも辿り着けずに来季の関東リーグ残留という現実を突きつけられた。

大会日程・トーナメント表など

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