東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

トップ > ニュース一覧 > 関東リーグニュース一覧 > 記事

関東リーグニュース

エリース3連勝ならず 神奈川教員と1-1ドロー

前線でボールを収めるエリースのFW山下。

前線でボールを収めるエリースのFW山下。

 前節初勝利を挙げた関東2部のエリースは1日、早稲田ユナイテッドとの後期6節を3-1で勝利し、2日は台風の影響で流れた延期分(後期3節)の神奈川教員との連戦に臨み、1-1で引き分けた。前半に先制点を許したが、後半にDF宮地が同点ゴールを決めて追いついた。エリースはここ3試合を2勝1分けとリーグ終盤でようやく調子を上げてきているものの、勝ち点は11で最下位(10位)と、残留は依然として厳しい状況。残り試合数は3となっている。

ゲーム支配も要所で脆さ 後半宮地が同点弾も逆転できず

 前日の早稲田との東京勢対決を終盤の逆転劇で制して2連勝を飾ったエリースは、ここに来て逆転残留の希望が膨らみ始めた。台風のあおりを受けて連戦となったこの日の神奈川教員との一戦、エリースは蓄積疲労を気にせず前日と同じスタメンを並べて3連勝を目指した。「連戦の準備をしてきたし、今はこのメンバーが中心。先発に迷いはなかった」と熊谷監督。

 ゲーム序盤のエリースは前日の勝利の余韻が残っているかのように全員が快調に飛ばして主導権を握った。ボランチの猪股やトップ下の神沼の左右への配球から、右の市村、左の加藤がサイドバックを引き連れながら勢いよく押し込み、ゴール前で待つFW山下にクロスを届けていく。攻撃が終わっても守備への切り替えが迅速で、相手に休む間を与えずハイペースでゲームを推し進めた。「今季の中では一番内容が良かったかもしれない」と監督。

 が、そのいい時間帯に得点を奪い損ねていること、加えてエリースが刻んでいくリズムの合間に突如挟まる神奈川教員の力強い攻めの一発一発が妙に怖さを感じさせた。案の定、40分にクロスのこぼれ球をズドンと蹴り込まれて前半を1点ビハインドで折り返した。

 その交代が奏功したのが61分。敵の懐を突く音田のスルーパスから山下がシュートに持ち込み、相手を一瞬バタつかせると、そこから二次攻撃を展開。敵の最終ラインが引いて構えたことで突如中盤にスペースが生まれ、後方から押し上げてきたCB宮地が田仲の横パスを受けると、迷わず右足を一閃。ゴールに突き刺さり同点ゴール。

 一気に逆転に向かうエリースは前日2得点を挙げた川畑を投入して畳み掛ける。しかし、ここでもボールを支配しながら肝心のゴールが奪えずにいると、次第に相手の反撃に遭って77分には猪股がこの日二度目の警告を受けて退場。10人の劣勢を強いられた。それでも監督は「うちは勝つしかないから」と終盤には長身のSB香西を入れて、必死に守りながらも強気で1点を目指す。だが、守備での奮闘もむなしく逆転のゴールは奪えずにそのままタイムアップ。勝ち点3には届かず、1を積み上げるにとどまった。

 リーグは残り3試合。今日勝ち点3を逃したことによる今後の残留争いへの影響は計り知れない。ただ、熊谷監督は「残留に向けて自分たちは残りの試合をすべて勝つしかないし、まずは目の前の1試合に向けて最高の準備をしたい」と必死に前を向いていた。

関東サッカーリーグ2部

  • 神奈川県教員SC 1-1 エリース東京
    【得点者】
    40分 私市 一樹(神奈川教員)
    61分 宮地 建樹(エリース)

順位表

PR

PR

関連記事

PAGE TOP

PR

PAGE TOP