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東京都リーグニュース

東京1部25日開幕 上位4チームが関東大会へ 王者準備万端

 2018年シーズンの東京都社会人サッカーリーグ1部が25日に幕を開ける。長く続いたリーグ戦、カップ戦という年間スケジュールから、今季はリーグ戦1本に絞られ、その分チーム数はこれまでの14から16チームに拡大し、試合数も各チーム2試合ずつ増えて15試合を戦う。長丁場のリーグ戦を制した優勝チームと2位から4位までの合計4チームには、11月に東京で開催される関東リーグ昇格をかけた「関東社会人サッカー大会」の出場権が付与。下位3チームが2部へ降格となる。

 リーグタイトルにもある「社会人」にとっては、仕事だけでなく、サッカーだけでなく、「仕事とサッカー」の両輪を全力で走らせる厳しい日々との戦いが始まることになり、いかに自分自身をマネジメントして週末にベストパフォーマンスを発揮するための準備を整えることができるかが問われる。逆に自らを管理できる集合体・チームにならなければ、あっさりと1部の舞台からは消えていくほど近年のリーグレベルは向上しており、個人としても組織としてもプロフェッショナルな意識が求められる。

王者・CERVEZAは盤石 続くPlus、海上など各チーム可能性十分

充実期を迎え、連覇を狙うCERVEZA。

充実期を迎え、連覇を狙うCERVEZA。

 昨季4年ぶりに頂点に立ったCERVEZAは連覇に向けて盤石だ。MF中田や近藤そしてCB金澤を中心にメンバーもサッカーも固定されつつあり、やっている本人たちも簡単に負ける気がしないというのが実際のところだろう。先日の東京カップでは初のファイナルまで勝ち上がり、準優勝に終わったものの開幕直前まで関東の強豪チームと公式戦を戦い抜いた自信やコンディションは、いつでも開幕を迎えられる準備が出来ているはず。強いて言うなら、受け身の王者ではなく今季もチャレンジャーとしての姿勢を保てるか、加えてセットプレー以外の得点力を上げてゲーム運びを楽にできるかどうか。得点力に関しては新加入の目玉、J2・愛媛でのプレー経験もある慶應大卒の近藤貫太や東京学芸大卒の平田惇らが変化を加えてくれそうだ。

 昨季2位の東京ユナイテッド Plus、3位の東京海上も順調に力を発揮すれば優勝争いに加わるのは必然だろう。昨季リーグ最小失点を誇る東京U Plusは固い守備に加え、森田や久保がリードする攻撃も多彩。あとは気持ちの緩みから招くムダなミスをなくすこと。ここは浅海監督からバトンを引き継いだ橋本新監督のマネジメント力に委ねられる。

 昨季、最後の最後で関東昇格を逃した東京海上は、GK峯が退団したものの、それ以外の主力は珍しく異動もなく残る見通し。昨季ブレイクして得点王とアシスト王の2冠を取った堀田やゲームリーダーの小松といったメインに加えて、今季は慶應大の10番FW田中健太やDF望月大知などトップレベルの新人も加入しており、昨季のレギュラーもうかうかしてはいられないほど戦力は充実している。

 以上の3チームと共に上位レースに加わりそうなのは関東から降格となったKOREAや昨季4位のアストラ、5位三菱UFJ、7位Criacaoあたりか。KOREAは降格と同時に主力の数人を失った痛手はあるが、朝鮮大からの新卒選手や大卒2年目の選手らが加わり、さらに全国社会人大会、関東リーグの頂点を知る崔光然、朴世訓らの復帰組もいて、戦力的にはプラスマイナスゼロと見ていい。とはいえチームとしては余程の覚悟を持って臨まなければ”降格チーム”の雰囲気を簡単には払拭できないだろう。

 アストラは新人で早稲田大卒の臼倉宏に今季は10番を託すほか、JFL・ソニー仙台でプレーし、実績のある不老祐介も加わり初の関東大会出場を目指す。昨季5位の三菱UFJは5勝5分け3敗で総得点28、総失点24という数字が物語る通り、一流選手が揃う割に突出したものがないのが現状。昨季から取り組んでいるポゼッションが今季は結果につながるか。Criacaoは大幅な戦力アップはないが、一番の補強は何といっても関西学院大学で監督を務めて2015年に全日本大学選手権など4冠を達成、昨季はJ2・愛媛でコーチを務めた成山一郎監督の加入だろう。ピッチでプレーする選手にとってはベンチに立つ指揮官の存在は安心感をもたらし、今季はCriacaoらしい強度のあるプレス、湧き出るような連続攻撃が復活するかもしれない。ただ、一方で前傾姿勢の裏にあるスキを突かれて最後に失点する弱点を克服できるかが重要課題として残る。

 昨季6位のOSSAは選手のプレーや結果にムラがあり、シーズン通して安定した力を発揮するクラブのベースアップが求められる。昨季得点王の大森やストライカーの深町、そこに2014年に1部で得点王を獲得した新加入の上村将仁(フエンテ)がうまく絡んでくれば面白くなる。2年前の王者・東京蹴球団は今季も堅守速攻を継続。守備の要でもあった主将のCB西條、さらにMF須貝、鈴木といったレギュラーが抜けた穴をいかにして埋めるか。そのほか昨季残留争いをしたTFSC、三菱養和、三菱商事、八王子の4チームは、商事を除いて攻撃力はあるが、守備とのバランスを常に意識しないともろさを突かれてゲームが壊れる可能性がある。逆に商事は攻撃の時間をいかに作れるかが課題。

2部からの昇格組は3チーム 南葛は優勝候補

 警視庁は昇格組の中で唯一の1部復帰チームとなる。残念なのは2部で得点王を獲得したエースのFW間島がケガで戦線離脱していること。守備に追われる中でも彼のスピードがあれば状況を一変出来ていただけに、開幕からしばらくは守る時間が長くなる苦しい試合が続きそう。アローレは総合力が他のクラブよりも劣ることは否めないが、若い選手たちが攻守に激しくピッチを走って躍動できればチャンスはあるはず。FW杉山のポストプレーや決定力に期待したい。

 第52回目を迎える東京1部は25日に駒沢第二競技場などで8試合を行い開幕する。

東京都社会人サッカーリーグ1部

開催日:2018年3月25日(日)

  • 会場:駒沢第二球技場
    [09:45]KOREA - アローレ
    [12:00]CERVEZA - 警視庁
    [14:15]東京U Plus - 南葛SC
    [16:30]OSSA - TFSC
    [18:30]Criacao - 東京蹴球団
  • 会場:東京海上日動多摩G
    [12:00]東京海上 -八王子
  • 会場:三菱養和・調布G
    [12:35]アストラ -三菱商事
  • 会場:三菱養和・巣鴨G
    [13:05]三菱UFJ - 三菱養和

東京都社会人サッカーリーグ1部

昨年の東京1部順位表

試合会場 - TOKYO FOOTBALL MAP

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