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東京・田中監督「非常に残念」国体予選敗退

 第72回国民体育大会・関東ブロック大会(成年男子)の第3代表決定戦が13日に群馬県で行われ、東京は神奈川に0-2で敗れて予選敗退が決まった。試合後、東京の田中監督は「選手たちを愛媛に連れて行ってあげられなかったことは非常に残念」と無念の表情で話した。一方で「選手は東京が目指しているサッカー、コンセプトを表現してくれた」と一定の手応えも口にした。試合後の一問一答は以下のとおり。

田中浩監督

東京都国体選抜(成年)

東京都国体選抜(成年):田中浩監督

──予選敗退に終わってしまった。この結果をどう受け止めているか。

「これまで頑張って取り組んできて選手たちを愛媛(本大会開催地)に連れて行ってあげられなかったことは非常に残念で悔いが残る」

──今日の試合の敗因は。

「試合の中でやるべきことはできていた。ただ、自分たちが攻めている時のリスク管理が甘かった。相手は裏を狙っていたし、そこを見事に突かれて2失点してしまった。攻撃に関してはミーティングで話していたことはある程度表現できていたが、シュートがクロスバーに当たったりと、運も少しなかったのかなと思う。それと前半は積極的にシュートを打てていたが、後半は特に失点してからシュートの数が減ってしまった。ボールを大事に大事にしようとして、もっと打てていれば展開も変わっていたかなと思う」

──得点に関して、初戦は4点を挙げたがその後は2試合連続無得点に終わってしまった。そこはどうだったか。

「東京がやろうとしている形はある程度出来ていたし、選手もよく頑張っていた。しいて言えばフィニッシュの精度が甘かった」

──神奈川などは攻撃の形うんぬんでなく、泥臭くても点を取る。東京は形を作って得点をとろうというコンセプトにこだわったか。

「最終的に得点はどういった形でも取ろうというのは前提にある。東京がやろうとする形のサッカーをして、ゾーンを上げてゴールを目指す。きちんとした形で点を取れるのが理想ということで、特別泥臭く取るなという意味ではないし、泥臭くても取れと言っている」

──今大会、そういった決定力の部分でFW佐々木選手をメンバーに入れ、得点を期待していたと思う。ただ、彼も3試合で無得点に終わってしまった。そこは監督としてどう感じているか。

「彼はポテンシャルも高く、当然皆さんも得点を期待していたと思う。われわれも得点を期待していた。ただ、今回は彼も得点よりもチームのために犠牲になって、裏に抜けたり、つぶれ役になってくれた。そこは感謝しかない」

──改めて今回の予選を振り返って総括すると、東京のサッカーはどうだったか。

「目指しているサッカー、コンセプトは表現できた。守備に関しては狙っているところにボールを出させて、そこで奪う。攻撃は味方の選手を追い越してスペースを突き、数的優位を作る。サイドを使って激しく攻める。特に両サイドの堀田選手や山田選手は運動量豊富に頑張ってくれた。ただ、東京は先に得点を取ると良いが、逆に取られてしまうと悪いところが出てしまう。昨日の茨城戦もそうだが、先制点を取るチャンスがありながら取れなかった。今日も前半から東京の方がチャンスは作れていたゲームだったと思う。でもそこで最終的にゴールに入れないと勝てない。そこを突けなかったのが、ひとつのポイントだったと思う」

──監督自身は長く東京国体選抜のコーチを務めて、今回初めて監督として臨んだ。改めてどうだったか。

「やはり責任の重さを感じたし、選手は経験値の高い選手が揃っているので、自分の中できちんとこういったサッカーをしたいというものがないといけない。コーチの時は監督の意図を選手の中間に立って伝えることが役割だったが、監督はしっかりとチームの形を決めて、それを実現するために選手にもコーチにも伝えてコミュニケーションをしなくてはいけない。簡単なことではないが、今回自分もしっかりサッカーの形を決めて選手に伝えた。それを選手はすぐに理解してやってくれた。なかなか首都東京という場で選抜チームの監督をやることはできないし、責任は当然あるが、自分のサッカー人生においても非常に有意義な時間だった」

──他県はプロやJFL所属選手、大学生で固めてくるケースが多くなった。そういった中で東京は関東リーグや東京1部の社会人選手が中心でここ2年は連続で敗退してしまっている。そこはどう見ているか。

「東京は上から集めるというよりかは、選抜として多くのチームから集めて強化していこうという考えでやっている。ただ、最近は関東リーグでも上を目指すチームが多くなり、平日も当たり前に練習するクラブが増えて国体チームのトレーニングに費やせる時間が限られてきてしまっている。それに東京はグランドを簡単に確保できるような環境にない。そのあたりの課題を解決していかなくてはいけない」

──来年に向けてはどう考えているか。

「今年の選手にはぜひ来年もチャレンジしてもらいたいと思っている。スタッフに関しては、これから今大会の検証を重ねて人選を進めていくことになるのだと思う」

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