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全国社会人サッカー選手権大会ニュース

エリース、格下のGIOCOに5-4辛勝 決勝へ

エリースは延長前半にDF宮地が決勝点を決めた。

エリースは延長前半にDF宮地が決勝点を決めた。

 全国社会人サッカー選手権大会関東予選は11日、各ブロック準決勝を関東各地で開催。EブロックのエリースFC東京(関東1部)はカテゴリが3つ下の東京2部・GIOCO世田谷との東京勢対決に臨み、延長戦の末に5-4で競り勝ち、辛くも決勝に駒を進めた。4-4で迎えた延長前半終了間際にDF宮地がCKからヘッドで合わせて決勝点を挙げた。エリースは18日の決勝でVONDS市原SECOND(千葉県1部)と全国大会出場をかけて戦う。

途中ドタバタも最後はDF宮地が決勝点

 格上のチームが主導権を握りながらも得点を奪えず、逆に失点するのはよくあること。前半のエリースはその典型だった。小城のスルーパスから抜け出したMF猪股がエリア内での決定機を決められず、右からのクロスをFW山下が競り勝ってネットを揺らすもファウルの判定。さらに猪股のFKはバーを叩く。20分過ぎまではエリースが駒大サッカー部3年生主体のGIOCOのチャレンジをショートパスでいなしながら次々にゴールを襲った。それが25分にGIOCOのSB熱川の緩いクロスがそのままゴールに吸い込まれるという不意打ちを食らうと、前半終了間際にはDF安藤のミスも絡んで2点目までも失った。

 追い込まれたエリースはハーフタイムに攻撃の面々は残しながらも、さらにFW崔光然、MF青山のアタッカー2人を同時投入。「2失点してDF面を強化しようともしたが、相手はそれほど仕掛けてきてはいなかったのでこちらが先手を打った」と相馬監督。積極的な采配は的中する。開始30秒ほどでFW山下が競ったこぼれ球から崔光然がファーストタッチでGKの頭上を超えるシュートを決めて1点を返すと、そのわずか4分後には左サイドを突破した市村の折り返しから青山が同点ゴール。さらに50分には猪股のクロスから再び崔光然が決め、その直後には山下が混戦のボールを押し込み、わずか後半開始12分で4-2とゲームをひっくり返す見事な失地回復を見せた。

 が、そのままゲームを終わらせていればさすがはエリースと讃えられていたところが、あまりに事がうまく運んで気が緩んだのかゲームは途中から急速に暗転。澤村、安藤といった強烈な攻撃の駒を次々に投入して反撃体制を敷くGIOCOはロングボール、ロングスロー、カウンターの3つを駆使してエリア内にどんどんボールを放り込み、そのこぼれ球に執念をこめてくる。終盤、その馬力に屈したエリースは70分、77分にエリア内のマークが足りず、ゴール前のこぼれ球をFW去渡に連続ゴールを決められ4-4の同点。

 それでも嵐にさらされたような後半ロスタイムを失点せずに持ちこたえると、延長の前半終了間際に再びエリースに光が差し込む。右サイドで獲得したCKを猪股が入れると、CB宮地が頭から飛び込んで5-4と勝ち越し。延長の後半はコーナー付近でボールをキープする時間稼ぎで時計の針を進め、ずる賢く逃げ切り。格下相手に冷や汗の連続となったが、それでも結果がすべてのトーナメント戦。相馬監督は「課題もあるが、よく走る学生相手に延長戦で勝てたのは次につながる」。6年ぶりの全社出場まであと一つに迫った。

全国社会人サッカー大会関東予選 準決勝
2017-06-11 11:00/東京国際大学G
  1st 2nd EX Total
FC GIOCO 世田谷 2 2 0 4
エリースFC東京 0 4 1 5
GOAL
25' 熱川 泰希(GIOCO)
40' 去渡 信吾(GIOCO)
41' 崔 光然(エリース)
45' 青山 太一(エリース)
50' 崔 光然(エリース)
52' 山下 真太郎(エリース)
70' 去渡 信吾(GIOCO)
77' 去渡 信吾(GIOCO)
90' 宮地 建樹(エリース)

◇日程・組み合わせ表(PDF)
第53回全国社会人サッカー選手権大会関東予選 - PDF

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