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法政がTF破り2連勝 DF大木が1G1A

後半28分に貴重な追加点を挙げた法政の右SB大木。

後半28分に貴重な追加点を挙げた法政の右SB大木。

◇東京1部:法政クラブ 2-1 TFSC

サイドからTFの守備崩す

 前半の法政は井上監督(選手兼任)が「1トップのFW金世英を前線に張らせて、その裏を使いたかった」と話し、その背後に流れる役割を今季初めてトップ下の位置で出場したMF畑に託した。ただ、前半に限ってはその狙いが表に出ることはさほどなかった。TFの集中した守備の前にくさびが入らず、中盤の底から松岡らが地上でボールを走らせてDFの間隙を広げようとしたが、それも決定機にはたどり着かない。むしろ途中からは逆襲を食らってファウルを重ね、セットプレーでピンチを招く場面の方が多かった。

 それでもスコアレスでハーフタイムを迎えると、井上監督は後半から右SBに大木を入れてサイドの推進力を高めてきた。「相手はFW金世英のところ、それとボールサイドに寄ってくる。そこで一気に逆まで展開すればフリーになるのはわかっていた」。後半は左SB立迫が常に高い位置をキープし、MF小田、松岡らと三角形を形成しながら、ショートパスをどんどん走らせ相手を食いつかせる。53分、自陣左サイドからカウンターをスタートすると、中盤でMF畑がドリブルで敵のマークを集めながら右サイドのオープンスペースへ展開。ボールを受けた大木は一気に加速して、GKとDFの間に鋭いクロス。密集をきれいに通過した先に走り込んだ小田がそのまま合わせて、カウンターを完結してみせた。

 ここからは完全に先手を奪った法政のペース。FW金世英が空中戦で力を発揮し始めると、最終ラインの背後に畑が飛び出していき、そこを起点に2列目の選手たちが前を向いてどんどん押し上げる。ボールを失っても前に掛けてる人数をそのままハイプレスに変えてすかさず奪回して2次攻撃。73分には中盤で高橋がボールをキープして一瞬タメを作り、右サイドの大木へ展開。再び大木が仕掛けると、対峙するTF・木下は1点目の影響があったのかズルズルと下がりながら中のコースを切って対応。その瞬間「あの角度でシュートコースが空いていたら撃つと決めてる」という大木は迷わず得意の右足を一閃。対角線上の逆サイドに突き刺し2-0。

 後半ロスタイムには1点を返されて今季初の無失点ゲームとはならなかったが、「どういう状況で失点するかはチーム内で共有できてきたし、1部の戦いにもようやく慣れてきた」と井上監督。2連勝で2勝目を挙げて下位も脱出。法政に明るい兆しが見えてきた。

東京都社会人サッカーリーグ1部
2017-06-04 18:00/法政大学城山G
  1st 2nd Total
法政クラブ 0 2 2
T.F.S.C. 0 1 1
GOAL
53' 小田 海世(法政)
73' 大木 健海(法政)
90+1' 佐藤 功基(TFSC)

東京都社会人サッカーリーグ1部

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