写真：前半に積田が1点を返した東京海上だが結果は1－4で敗戦。

【東京1部】東京海上 1－4 CERVEZA

　東京海上は昨季優勝チームの面影なく、最終戦も「今季を象徴するような試合になってしまった」と村上監督がいう通りの展開で幕を下ろした。簡単に失点、連続失点、チャンスで決められない・・・。中でも守備の脆さをシーズン通して改善できず、今季は4失点した試合が5回もあり、3失点が3回と散々。去年はトータル9失点だったチームが、今季は総失点39までふくらみ、最終順位は8位で終わった。

【写真】悔しそうに引き上げる東京海上のイレブン。

　とはいえクラブチームや学生チームのようにシーズン途中で簡単にケガ人の穴埋め、選手を新たに補強できない企業チームならではの難しさがあるのは確かで、監督は「だからこそ今いる選手自身が成長しなくてはいけないが、今年はケガ人も多く、一人ひとりの成長がうまくいかず鈍化してしまった」と悔しそうに話した。「来年はこの悔しさを糧に、選手たちが成長してくれると信じている」と再起を誓った。

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