写真：ゴールを決めて喜びを爆発させるFW小口。

【JFL】クリアソン新宿 0－4 武蔵野U

　前節は調子を落としてベンチにも入れずメンバー外だったFW小口がこの日はスタメン出場し、2得点の活躍を見せた。中断明けの前節からチームが採用した新システム・3－4－2－1の1トップを務め、序盤こそ相手の厳しい寄せになかなかボールを収められずにいたが、徐々に身体を張ったポストプレーでリズムを作った。「自分のところが攻撃のポイントになる。うまくいかないこともあったが、試合が進むにつれて、ボールを収めて時間を作り、周りにパスを出していい形がつくれたと思う」と小口。

・武蔵野がクリアソンに4－0で勝利

　そして前半に先制点、追加点を自ら決めた。32分に左からのショートコーナーで小林が上げたクロスをニアサイドで頭でズドン。41分には左から小林が蹴った低めのゴールに向かうFKをニアに飛び出し、敵の前でサッと足を突き出してコースを変えて決めた。「自分はニアで勝負するタイプ。1点目はクロスが上がった瞬間に自分のところに来ると思った。良いボールが来たので決めることが出来た。2点目はピッチも濡れていたし、早いボールだったので角度を変えようと。うまく足を出せた」と振り返った。

　勝利から遠ざかっていたチームにとって、FWの2得点は大きな力になり、後半も石原、小林が加点し上位のクリアソンを相手に4－0。6月25日以来となる貴重な勝ち点3を獲得した。小口は「今日の勝ちを意味あるものにするためにも、来週も勝って連勝したい」と力強く話した。

・【ハイライト】クリアソン 0－4 武蔵野U

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